西穂高岳 北西尾根 残雪期クライミング

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西穂高岳 北西尾根 残雪期クライミング 山行記録

GW後半の休みが合ったTさんと、久し振りに山に行くことに。
ちょっとしたアクシデントで、直前に自分が希望していた西穂高北西尾根へ計画変更となる。
しかし、Tさんに作成してもらった計画書を見て、自分が西穂高西尾根を北西尾根と誤ってTさんに伝えていたことに気付く・・・申し訳ないです。(反省)
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5月7日(日)

3時過ぎに新穂高駐車場へ到着し、仮眠をとる。さすがに5月に入り寒さも和らいでいる。
出発直前までワカンを持っていくかで迷ったが、何とかなるだろうという希望的観測?が勝り、置いていくことにする。
右俣林道は、雪解けでほぼ夏道。ショートカットルートの入り口を見落としたため、林道をトボトボと歩く。
取り付きの柳谷まで約1時間半。一休みして柳谷を越えた尾根末端から取り着く。
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速攻で笹藪漕ぎの歓迎を受ける。先月の霞沢岳西尾根の笹藪漕ぎが可愛く思えるほど?のしんどさだ。
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時折出てくる赤テープとTリーダーに導かれながら、ゆっくりと高度を稼ぐ。高度200m毎に約1回の休憩を挟む。
標高1,800m付近でアイゼンを着ける。ここから標高2,000m付近までの強傾斜と笹藪漕ぎが堪える。
標高2,000m付近で北側の尾根と合流し、やや傾斜が緩くなる。
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雪も出てきて少し登り易くなるが、目指すテン場は未だ先だ。
15時前に目指す標高2,400m付近テント適地へ到着する。
Tリーダーが台地上の絶景?適地を見つけてくれたので、そこでテントを設営する。
見渡せば絶景の銀世界だが、強い日差しと照り返しが半端ない。
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そんな日差しを物ともせず、テント外にマイ特等席をこしらえて景色を楽しむTリーダーは流石だ。
夕食はTリーダーが担ぎ上げてくれたうどんスープ鍋。バランスの取れた食材で満腹となる。
美しい夕陽が笠ヶ岳に隠れると、とたんに寒くなり、早々にシュラフに包まるZzz・・・。

新穂高駐車場0700~0850柳谷取り着き~1220標高2,000m付近~1450標高2,450mテン場

5月8日(月)

午前3時半に起床する。昨日の残り鍋で棒ラーメンを作り、準備して出発する。
直ぐ上の岩稜を右に回り込むと、尾根は細くなり急峻になる。
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所々、這松を漕ぎながら雪壁を登る。この辺りが第一岩峰だろうか。
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雪壁を登ると左は切れ落ちたリッジになり、右側の這松帯を漕ぎながら登る。
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JPピークが近づくと北側に雪庇が現れ始め、切れ目に注意しながら慎重に進む。
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JPのコルは、積雪期はテントが張れるかもしれないが、この時期は雪庇の切れ目が出ていて厳しい。
この先の岩峰は右の這松帯を回り込み、第2岩峰前のコルへ。
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第2岩峰は右から巻き登る。所々ある浮石に気を遣う。
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第2岩峰を登りきると西穂山頂は目の前だ。
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しかし山頂直下の岩稜が行く手を阻む。左は切れ落ちており、正面は被り気味なので、右にルートを取る。張り出した岩を慎重に乗っ越すと、岩稜右のルンゼにトレースが見えた。
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このルンゼ内の雪が強風で固い氷に変わっており、少し緊張させられる。
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最後に氷化したリッジを少し登ると西穂山頂に着いた。
Tリーダーと握手を交わす。結局、ロープは使わずだった。
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快晴だが風が強い。自然と鼻水が滴り落ちる寒さだ。
エネルギーを補給しながら360度の展望を楽しみ下山開始。
独標を越えるまでは気が抜けない。雪壁と岩稜帯を慎重に下る。
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独標を越えた辺りでアイゼンを脱ぎ、緊張感からやっと解放される。西穂小屋までは半分以上夏道だ。
西穂小屋前で大休止させて貰い、ロープウェイ駅まで駆け下りる。半袖に短パン、スニーカー姿の外人さんが登っているのにはビックリだ。
駅に着いたら、タイミングよくロープウェイが発車し、あっという間に新穂高に到着。下山届を出して温泉に向かう。
深山荘の内湯で汗を流し、開放感満点の露天風呂でゆっくりと疲れを癒す。あーまた明日から仕事か~(溜息)
Tリーダー、藪漕ぎ尾根に付き合っていただき、ありがとうございました!今度は冬期に西尾根リベンジしましょう!(笑)

標高2,450mテン場0530~0655JP~0730第2岩峰~0845西穂高岳0905~1045独標~1150西穂高山荘1230~1310西穂高口駅~1330新穂高温泉駅~1355新穂高駐車場