登山計画書について

登山における危険性は、技術的な困難さではなく、そこに自分たちだけしか存在せず、連絡手段もないことに起因すると考えられます。捻挫をして歩くことが出来ないだけでも、単独であれば死に直結してしまいます。

登山計画書 (登山届) は、予定を過ぎても下山しないパーティーの行動を推測する唯一の手がかりです。事故発生時に最も重要な、迅速な初期捜索を、どのポイントにかけるか。きちんとした登山計画書を作成し、行動の予定、目的を説明することは、パーティーの行動を推測する上で非常に重要になります。

またパーティーにとっては、自分たちの計画を最終確認するための、最良の方法です。新人のメンバーであっても、リーダーにアクシデントが起きた場合どのように行動するべきか、連絡がつくのならばどこに連絡するべきか、十分に理解しておく必要があります。

山行を行う場合には、パーティーで良く話し合い、必ず登山計画書を作成、提出するようにしてください。

登山計画書の書き方

以下の項目を記載します。

  • 山行目的
  • 氏名、年齢、血液型、住所、電話番号、緊急連絡先、携帯電話番号
  • 役務 (L, SL, etc.)
  • 行動予定、及びエスケープルート
  • 最終下山時刻、下山連絡担当者氏名、連絡先
  • 装備 (色も)
  • 食料、非常食の有無
  • 通信手段 (無線機‐周波数、携帯電話番号)

登山計画の承認

  • 毎月の集会時に登山計画書を提出し、会の了承を得る。会は計画が安全に遂行されるように、適切な助言を行う。
  • 集会後に決まった計画については、1週間前には委員長、副委員長に提出し、了承を得る。委員長、副委員長は、必要に応じてリーダー会に計画を諮ることが出来る。
  • Mail、掲示板などを利用し、出来るだけ多くの会員が計画を認識していることが望ましい。

登山計画書は、原則、集会時に提出し承認を得るものですが、集会以降に計画を提出する場合には、大西副委員長に提出してください。

登山計画書の提出方法

  • 承認を得た登山計画書は、郵送またはeメールで原則1週間前までに以下に提出する。
    • 山岳会関係(会長、委員長、副委員長、下山連絡担当者)
    • 緊急連絡先(家族)
    • 兵庫県山岳連盟(研修所に提出)
    • 警察関係(兵庫県警、登山山域の警察本部、及び山域を所管する警察署)
    • 山域の登山指導センターや案内所、登山届ポスト
  • 承認を得た登山計画書は、速やかにパーティー全員に配布する。
  • パーティーのメンバーは、それぞれの緊急連絡先 (家族など) に登山計画書を提出する。
  • パーティーのメンバーは、山行中、登山計画書を所持する。

登山計画書提出の例外 (計画書の不要な山行の範囲)

日帰りの計画であって、事故が発生しても第三者に発見される可能性の高い計画については、計画書の提出を必要としない。ただし何らかの方法 (電話連絡、掲示板、mail、家族への伝言など) で、行き先、ルートなどがわかるようにする。特に単身者が単独で実施する場合には、リーダー会のメンバーの誰かと連絡をとり、必ず下山連絡を行うようにする。(判断に迷う場合は事前に相談するか、計画書を提出するようにする。)
Ex) 六甲など近郊の一般道、近郊の岩登りのゲレンデ

登山計画書の変更

計画書の内容に重要な変更があった場合には、速やかに委員長、副委員長、(下山連絡担当者) に連絡する。(日程、メンバー構成など)

下山連絡と山行報告

  • 山行を終え、下山したならば、直ちに下山連絡担当者に連絡する。
  • 次の主体的な計画につながるように、集会での報告を行う。
  • 山行記録もできるだけ残す。(会の財産になる)