八ヶ岳 厳冬期登山

  • 2013年1月3-5日
  • 八ヶ岳
  • 厳冬期登山、写真撮影
  • 山吉

八ヶ岳山行記録

天気回復望めず、奥穂高から八ヶ岳へ変更。変更予想も含め、各部署へは予め連絡、計画書提出済。

3日美濃戸口7時発赤岳鉱泉手前にて幕営。夕方まで雪降り続く。だめもとで撮影ポイントでスタンバイ。待った甲斐あり、ガスと共に大同心がピンク色に染まってゆくではないか。シャッターを切るのも忘れるくらい美しい。

次は翌朝だが新たな寒気流入で朝は曇り。夕方のロケハンで赤岩頭へ。ポイント決定してテントへ。早飯食べて再度赤岩頭にて待機。風速20米は吹いているだろう直前まで赤岩直下で待つ。日が沈む頃真っ赤に大同心が染まり始める。凍える手で一気に撮影、日没後一気にテントへ。

5日1時発3時赤岳月星、月光に浮き出る阿弥陀、これ又マイナス20度、風速20米の中での撮影。バルブ撮影の合間ツェルトを被って身体の凍結を防ぐ。8時発、いろいろ撮影しながら、テント撤収18時美濃戸口下山。

まれにない積雪量で例年は黒い岩肌が出ているのに西壁は全て白一色の世界。早朝から夕暮れまで充実した3日間でした。