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鎌ヶ岳ピーク往復日帰り  2004年02月14日日帰り

 山域:鈴鹿山脈南部            山田 隆史

 2月に積雪の鈴鹿に登ってきた。個人的にも思い入れの強い鎌ヶ岳。低山にもこんな格好のいい魅力的な山があるのだというのを鎌ヶ岳に教わった。ところで、今の鈴鹿病院の職場も給湯室などより見事な眺めが得られると言うことで、恵那の時とおなじく山の見える職場だ。

 今回のルートは、鈴鹿スカイライン沿いの沢と鎌ヶ岳からの谷(三口谷)の出合より取り付きピークを目指すもの。
 さて、家を出たのは予定よりも遅くなってしまい、8時30分ぐらい。はじめは鈴鹿スカイラインで行こうと思ったのだが、ゲートが閉まっており通行不可。引き返して、湯の山温泉を貫く県道を終点まで登るとそこに駐車スペースがあった。ちょうどスカイラインとぶつかるところだ。(山の家付近)

 身支度をして、10時出発。しばらく20分ほど歩くと三口谷の出合の堰堤。堰堤でできた池のほとりを巡り、両岸の迫る三口谷に入る。しばらく小滝を巻きながら進む。大滝では右から入ってくる沢にいったん入り大高巻きするのがルートのようだが、本谷を行くトレースをたどることにした。しぶきの凍り付いた氷の芸術となっていた。大滝の左岸草付きを急登しルートに戻ることができた。

 少し行くと人の声がし、アイスクライミングをしていた。側壁からのしみだしが凍ってできた7〜8mの氷柱だ。そこから、20分ほど行くと沢沿いの道と尾根道の分岐で今回は尾根道を行く。ところどころ雪が解けて荒々しいガレ場となっている。花崗岩が風化した御在所近辺らしい風景となる。樹林のなかを急登すればピークも近い。頂上付近の積雪は1mほどか。13時着。
 14時発で下山開始。同ルートを下降し15時30分駐車場に着いた。

 こんなに短時間で往復できるとは思っていなかったが、1000mと少しの山なのにしっかり白銀の世界を楽しめるなんてすばらしい。

コースタイム
10:00  駐車場(山の家付近)
10:30  三口谷出合
13:00  鎌ヶ岳ピーク
14:00  下山開始
15:30  下山






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