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日光 雲竜渓谷スノーハイク      
  2002.02.02  天候 晴  金田 晏(記)
メンバー 博物館職員2名 友の会会員4名

 日光自然博物館友の会の月例会で雲竜渓谷の氷瀑観察ハイクに参加する。
雲竜渓谷は日光連山の女峰山(2483m),赤薙山(2010m)を源流とする稲荷川の上流部のゴルジュ地帯の渓谷で足尾の松木沢と共に厳冬期のアイスクライミングのメッカになっている。
 東武電車日光駅7時30分集合,8時博物館の車で稲荷川に沿った林道を20分程走って車止めでストップ。博物館職員の鈴木さんの話では今日は日光警察山岳救助隊と日光市遭難対策協議会員による合同の救助訓練が雲竜瀑で行われるとのこと,それで車止めより上の林道も除雪されていてツルツルに凍っていて歩きにくいこと甚だしい。
 10時30分稲荷川下降点着,アイゼンを着けて河原へ下り渡渉を繰り返して青白く光る氷壁に囲まれた雲竜渓谷に入る。11時30分雲竜瀑の下に着く。大勢の人が氷壁登攀や懸垂下降の練習をしている。氷瀑の高さは50m余り全面結氷しているが,救助隊の人に聞くと今年の氷の状態は暖冬で良くないらしい。
 正午ごろには気温も6度まで上がり春を感じさせる日和になる。時折辺りから氷柱の崩れ落ちる音が谷にこだまする。氷の状態が悪くなってきたので救助隊の訓練も中止し下山していった。我々も午後3時日光駅に帰着して例会を終わる。







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