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2004年 9月号 |
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山行報告 ★ 8/1(日) 万ヶ谷 メンバー 岡島、池内、青谷 コースタイム 09:30入谷-11:30 終了-右岸側の山道を下山-13:30下山 感想 台風10号の影響での中の沢登りではあったが、私自身も久し振りの沢でワクワクしながらしょっぱなの滝、ソーメン流しの滝に取り付くものの、途中で人間流しとなり、また振り出しに戻ってしまう、途中50mの滝は右から大きく巻く。途中マムシの出迎えもあった。あとは手頃な滝が続き、3人様々に楽しんだ。最後の30mの滝は左から巻き、蔦を手がかりに岩壁を乗り越して終了。後は平流を行くと昔はトンネルがあったところが、今は崩れているところの左手の土手を乗っこしてそのまま山道を下った、日帰りの沢にはうってつけの沢だった、少し暗いけど... ★ 8/2 (月) 伊吹山 メンバー 青谷夫妻 コースタイム 三宮登山口 07:30出発-頂上11:00/14:00-17:00下山 感想 “花の山旅”に出かけたが、頂上付近は観光客でごった返していた。ドライブウェイから来たのだろう。しかもガスっていて風も強い。冬は逃げるように頂上の付近のトイレに入り、風をよけながら誰もいない山のてっぺんで熱いゼンザイで身体を温め、再び逃げるように山頂を後にするのだが、今回は美しいシモツケソウの群落を人と人との間から見ながら昼食を済ませるか否や、とりあえず人のいない所まで降り、ゆっくり高山植物と戯れるのであった。 ★ 8/3(火)―7(土) 北穂高 滝谷 メンバー 岩瀬、滝口 コースタイム 05:00 新穂高温泉-12:00穂高山荘-15:00北穂南稜サイト場 感想 穂高山荘までは7時間とコースタイムより早く行けたが、そこから北穂までがばててしまい3時間もかかってしまった。天気は快晴で明日もこの快晴を祈りつつ早々と寝る。 (8/4) クラック尾根 コースタイム 05:00 サイト場出-06:00 B沢下降-07:00 取り付き?-12:00 旧メガネのコル-18:00 北穂頂上 B沢の下降で、取り付きのバンドが分からないので右手の壁に上がり沢の曲線を偵察した返り、4mほど壁から落ちてしまった。右手にすり傷。右足の筋を痛めていきなりへこんだ。結局取り付きバンドは不明瞭なので、1ピッチ登ってそこから懸垂下降をし、バンドの途中に出た、この時点でルートに入れたことに喜び、ホッとする。3ピッチ目のクラック-フェースV級と思われるところを登ったが、上のフェースはかぶり気味でV級とも思えないので、ビレイの岩瀬君のところまでクライムダウン。第一尾根側へ取り付を探しに行く。が、結局登れそうなのはさっき登ったところしかないので、そこを登り、フェースもA0で突破。支点がもろくてこわい。ここでかなりの時間をロスしてしまい、旧メガネのコルについたのはお昼近くだった。コルはゆっくり休めるところと期待していったが、すっぱり切れ落ちとてもじゃないが休めそうにないので、そのまま登攀を続ける。この辺で顕著なクラックがあったので文献のクラックと思い取り付くが、中はもろく踏んでいる岩もすでに浮いている。フレンズにシュリンゲを掛け、簡易アブミで乗っ越す。やっとジャンケンクラックに辿り付きここからは迷うこともなくルンルンに登攀を終えることが出来た。今回はルートファイディングの悪さを痛感した。もっと練習して次は隣の第一尾根を登りダイレクトに北穂山頂へ抜けたい。(クラック尾根は崩壊が激しく、今回登ったルートも正規のものではないと思われる) (8/5) ドーム北壁 左ルート 台風の接近で朝から雨。第一尾根を登るつもりだったが、我々の登攀スピード、天気、昨日滝口が足を痛めたので、雨の合間をぬって、ドームを登ることにする。1ピッチ目岩瀬君リード。ドームの岩は堅いので快適に行くことが出来た。2ピッチ目アブミルート。ピンが腐っていてしびれる。後2ピッチでドームの頭へ。雨の中の握手となった。 (8/6) ドーム中央稜 朝から濃い霧で3尾根の踏み後を下降中真っ白になったので、1時間ほど霧が晴れるのを待ち、再び下降。しかし、懸垂後、3ピッチ目のエスケープルートを1ピッチ目と間違え、そこから登ってしまう。2ピッチで終了。岩は堅くて良いが、雨のため岩がつるつる滑り嫌な汗をかいた。今回はルートファイディングの悪さに嫌になったが、次に行く時はもう間違えずに行きたい。今度来る時は滝谷を遡行して、4尾根か3尾根に入りドーム中央稜を登って北穂へ出たい。登攀後、徳沢まで降りる。 (8/7) 下山 初見同士で行くと、取り付きが分からず余計に時間がかかってしまったが、それも次につながる良い思い出だ。失敗もあったが、お互いに力を合わせて頑張れた。また二人でこの様な山行をしたいと思う。 ★ 8/9(月) 雪彦 メンバー 青谷、森 コースタイム 三峰一般 07:30-終了 11:00-地蔵東稜 12:00-終了 14:00- 東屋下山 15;00 感想 目的は剣尾根の練習だったが、雪彦自体、私自身ものすごく好きな山の一つで本当にいつ行っても楽しいものだ。森君もあれこれ奮闘していた。暑かったが久々の晴れの中の充実した一日が過ごせた。 ★ 8/13-8/15 小川山 メンバー 須川家族、大塚、石原 感想 小川山は練習していないとなかなか登れない。 今回はキャンプメインになったが、また行きたい。 ★ 8/14-8/15 大峰 十津川 芦廼瀬川本流 メンバー 岡島、大西、山田隆、高場、池内、田中 感想 水量が多く泳ぎやへつりがたくさんあった。池内、山田はライフジャケット着用。ルートファイディングが難しいので、地図が読める人が3人は必要か。景観は最高。田中がウグイを釣って食べた。滝の落ち口では渡渉が必要。ザイルを張って突破する。沢にシュノーケルは必需品(山田記) 泳いだ後は体力がなくなるので体力をつけたい(池内記) ★ 8/12-16 雲ノ平 メンバー 青谷夫妻 コースタイム 8/12 02:00着‐ 07:30 第二ロープウェイP- 08:30新穂高出- 15:00鏡平 感想 初日はかんかん照りの中、脱水症状?になりながらも鏡平を目指す。やっとの思いで到着するも幕営禁止で素泊まりとする。夕暮れからの鏡池に照りだされる。夕陽に輝く槍穂の陰影がとても美しい。 (8/13) 04:30出- 双六小屋07:30出- 三俣山荘11:00/12:00出- 雲ノ平15:00 2日目も晴天で雲ノ平までのんびりと景色を見ながら、花の写真を撮りながらかみさんとほげほげしながらのんびりと歩いた。途中双六山荘でのケーキセットがめ っちゃ美味かった。三俣山荘を下ったところの黒部源流はこれまた美しく。いつか上の廊 下を行きたくなった。水、花、空何もかもが優美で、かみさん共々しばらくは時間を忘れ たようだった。そして雲ノ平へ行くが...残念ながら花の最盛期は終わっていたのだ。そ してガスの中。まさに雲ノ平だ。庭園とは名ばかり...テントは10張あった。テントから 見る夕焼けはとても綺麗だった。水が涸れていて、飯の水を確保するのに30分もかかった。 (8/14) 07:00-09:00 周辺散策 10:00出-三俣山荘12:00/13:00出-双六小屋15:00 3日目にして今日は下り坂だ。せっかく来たので朝一から周辺を散策する。そして小雨の中双六へ戻る。ガスの中の一日だった。オセロをするも途中コマを置くところが無くなり大負けだった。コンナノハジメテ (8/15) 09:00出-笠が岳山荘16:00 4日目は夜半から大雨となる。少しでも回復を待って出発する。本日は私も初めての笠が岳へ行く。穂高と比べるとさすがに人も少なく、青空が出始める中、写真を撮りながらゆっくりと稜線漫歩を楽しんだ。笠の小屋はとても綺麗で主も面白い。夕陽の写真に専念する。 (8/16) 04:00出-笠往復 07:30出-笠新道経由ワサビ平 14:00-新穂高 15:30下山- ロープウェイ経由第二P 16:30 最終日は頂上で御来光を見て、笠を後にする。圏層雲が出始めた。(キッチリ夜は雨となった)笠新道は急坂で正面に穂高連峰をみながらどんどん高度を下げた。次はどこへ行こうかなどと言いながら、新穂高へ下山した。 ★ 8/27-28 槍ヶ岳 岩瀬単独 コースタイム 8/27 04:00神戸発- 10:30新穂高駐車場- 10:50発- 12:40白出沢出合- 13:45 滝谷出合- 15:00槍平着(テント泊) 8/28 03:40 起床-04:50槍平発-06:20千丈分岐-06:50千丈沢乗越-08:00槍岳山荘-08:20槍ヶ岳頂上-09;10槍岳山荘発-(飛騨沢)-10:05千丈分岐-11:20槍平-12:05発-12;45滝谷出合-13:50白出沢出合-15:35新穂高駐車場-0:00神戸着 感想 台風接近により天気の悪化が予想されたので、予定より一日短縮して下山したが、結局2日間ともまずまずの天気で、雨にも降られなかった。行き交う人もまばらであり、また単独であったため周囲の景色を楽しみながらマイペースで静かな山行を楽しめた。 山行予定 ★ 9/12 保塁岩 当番 滝口 参加者募集 09:00六甲ケーブル前集合 ★ 9/12-14 剱岳 北方稜線 青谷、森 欅平-阿曽原-仙人山-北方稜線-三の窓-剱岳本峰-早月尾根 ★ 9/19-20 堂倉谷 沢登 メンバー 橘 参加者募集 ★ 9/18-20 中央アルプス 与田切川 メンバー 吉田、内藤、迫田、野上、藤本 登山道と沢と平行して登る。稜線で一泊、合流の計画です。 その他 10/3 保塁...練習 10月の三連休.御在所岳で岩、歩き、沢などの計画 次回の集会 10/2 集会 集会出席者 小林利、岡島、橘、大西、青谷、三瓶、高橋伸、堀田久、幸内、吉田、岩瀬、 永田夫妻、芝、森、須川、滝口 (見学者) 溝俣 美恵、 前田 裕 |