大峰 前鬼川 不動七重滝 沢登り
- 山行日
- 山域、ルート
- 大峰 前鬼川 不動七重
- 活動内容
- 沢登り
- メンバー
- OKD (L)、I君、藤本 (SL)(記)

「不動七重滝」を登ってきた
総落差 160m 主瀑 F5 80m
場所は大峰の沢登りやキャニオニングで人気の
「前鬼川 癒しエリア」下流域に位置しており車道の
展望台から遥か遠くではあるがもの凄い存在感を
放っている
過去に誘いはあったが恐怖感に襲われ二の足を踏ん
できた
どのセクションも自分が突破できなければ行くべき
ではないと思い事前に一人で偵察をしてきた
今年8月下旬、双眼鏡を片手に森林浴遊歩道から
滝見台まで行き登攀ラインやプロテクションの取れ
そうなクラックを確認する事ができた
見えたのは F1とF5 だけだが機は熟した
前々日まで雨が降り72時間累積雨量は12㎜、本流
なので周辺の雨を集めどの程度増水しているのか
悩ましいが行く事に決定
前日、山岳会の先輩 OKD と自宅で前夜祭をした
軽くしか下調べをしていない様でまるで自分とは
真逆、頼もしいのか、、少し不安になる、、
I君は前日に東京出張で夜に帰阪、疲れてやしないか
明日は長い闘いになるので酒はほどほどにして就寝
についた
以下、山行記録です
大峰 前鬼川 不動七重滝 沢登りの山行記録
装備 (主な物)
- ダブルロープ 50m (2本)
- カム #0.2 ~ #3 × 2セット ※ #4 使用せず
5:30 現地到着
小雨なのか、木々から夜露が落ちてきているだけ
なのか、空を見上げると曇天、予報は快晴のはず
なのにコンディションは良くなさそう
6:00 入渓
6:30 F1
これが平水なのか、ただ間違いなく偵察した時と
比べると水量は多い上に釜は荒れた大海原の様

OKD が全力で泳いで行くが流れが強く押し戻される
取付に辿り着けなければその時点で敗退
格闘しているさなか I君が、
「無理なら下北山村のお洒落カフェ巡りに行こう」
と言い出して笑えた
そんなやりとりをしていると岩壁に上陸していた
「よっしゃー!」と言う気持ちと、
「突破してしまった...」と言う気持ちが交錯した
「行くしかない...」
F1 40m
1P OKD リード
どの岩も恐ろしくヌメリ、信用ができない
見るからに悪そう、気休め程度のプロテクションで
高度を上げて行くので緊張が走る
傾斜が緩むテラスに抜けた
と、思いきや...
良くこんな所を登れるな、
この人は「頭がおかしい」のかと思った
2P I君 リード
嫌らしいホールドも難なく登って行き安定感がある
F1 落口

一番警戒していた渡渉
ヌメヌメな上、水量が多ければワンミスで即...
二足歩行ができず私は四つん這いで
F2 20m
3P 藤本 リード
楽勝に見えたが外傾でヌメル
彷徨いながら登ってるのでロープが交錯
F2 落口
フォローの OKD
「F2の釜」と「F1の落口」
F3 小滝 5m
F4 小滝 5m
4P I君 リード
F3、F4 まとめて巻き
終始ヌメル
F4 上部
右側の草付リッジを詰める
主瀑 F5 80m
ボス、現る
5P OKD リード
更に直上、ルンゼを詰めると踏み跡に出る
それを辿り、滝見台でしばし休憩
クライミングシューズに履き変え
F5 80m
滝見台からは歩いてすぐに大テラスへ降りられる
小ハング下のバンドを左上して水線に突っ込み直上
水圧でふっ飛ばされないかと躊躇する
側壁を登り斜め懸垂でワンポイントを回避して一段
上の棚に出られないかと思案するがリスキー
6P OKD リード
「行ってらっしゃい...」

出てきた!
「よっしゃー!」と言う気持ちと、
「突破してしまった...」と言う気持ちが交錯した
またしても、
「行くしかない...」
I君 フォロー
大丈夫?
申し訳ないが笑えた
7P 藤本 リード
「くの字」凹角
偵察した時には完全に乾いていたが、ビシャビシャ
フィンガーやハンドサイズのクラックが所々にあり
濡れジャムとスピリチュアルなステミングで突破
グラウンドフォールはないので怖くはないが心地
良い痺れで楽しいピッチだった
7P ビレイポイント
高度感バツグン
登ってきた滝 (F1~F5) が全て見える
8P I君 リード
割愛
16:00 F5 上部
平和な河原
F6 釜
奥には F7 が見える
F7 落口までの高度は40mほどで近くに見える
左岸からまとめて巻くが記録によると迷いやすくて
トップアウトまでに3時間ほどはかかる
9P I君 リード
激しい藪漕ぎで30mほどロープを伸ばすと嵓に出た
基部を左にトラバースするのだろうが日没間際
夜には一時的に雨風が強まる予報
このままヘッデンで暗闇の藪を前進するのは地獄が
予想されるため止む無く後退を決定
17:30 F5 落口

轟音がとどろく暗闇の大滝をラぺリング
下部は斜め懸垂、足を滑らせると荒れ狂う水線の
方へ振られるので力が入る
合計2ピッチで大テラスに到達
無念ながら完登は果たせなかったが、成長と成果、
あと十分すぎる満足感が得られたので良しとしよう
付き合ってくれた OKD、I君 に感謝
以上、山行記録でした
山は遊びの宝庫や!!
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