大峰 小谷川 沢登り

山行日
山域、ルート
大峰 小谷川
活動内容
沢登り、遡行
メンバー
岩瀬た、OKD

大峰 小谷川 沢登りの山行記録

大峰 小谷川 沢登り 0DA14E28-F39E-42F9-BE2D-1C0EB8151999

こんにちは、岩瀬た です。
OKDさんと大峰の小谷川に行ってきました。
遡行距離は短いですが、釜がある滝が多くて見栄え良く、登れる滝がたくさんあって楽しかったです。

以下、山行記録です。


時間

8:00 ゲート手前駐車地
8:20 入渓
第1ゴルジュ入口
10:10 第2ゴルジュ入口
11:00 第3ゴルジュ入口
11:45 堰堤
12:00 林道
13:00 駐車地

行程

8:20、橋のたもとより入渓。
大峰 小谷川 沢登り 3945BB79-ECFE-45D0-90DE-9BC49E2DDEE6
明るく爽やかな雰囲気に胸をハズませて進み、最初の15m滝。
本日1本目の滝で、さっそくOKDさんが取り付いてサクッと抜けていく。
大峰 小谷川 沢登り 0292DDBC-951A-4B01-9055-8E71695FC307
迷いの無い背中はまさに漢である。若干気後れしつつ僕も後に続く。
大峰 小谷川 沢登り 5F283692-B2F4-4258-A333-1D1B3816D9D2
出だしは下場が岩なので慎重に。後半はうまく落ちればドボンできるけど結構水が冷たいので落ちたくない。1歩だけヌメッて悪いところがあり、丁寧にこなす。

岩間にかかる滝をショルダーで越えたり釜をヘツったりしつつ小滝をいくつか越えていくと気づけば第1ゴルジュに入っていた。
大峰 小谷川 沢登り 14AEB967-AF46-4D6F-8420-1EEB2234FC25大峰 小谷川 沢登り 9AFE3B37-EF54-47BF-B821-EA30C6305D46
ゴルジュといえども威圧感は無く、トントンと進んでいく。そして大きめの滝にでくわした。
大峰 小谷川 沢登り 0DA14E28-F39E-42F9-BE2D-1C0EB8151999
OKDさんは果敢に登っていき僕も後に続く。
大峰 小谷川 沢登り C741B354-8258-4B45-9AC3-0ABB8E69084A
第1ゴルジュの中で、どの滝かわからないけど、落口がどうなってるかよくわからない滝があったので登るかどうか迷った末に左岸を巻いた滝がある。巻き途中に上から見ると登れそうだったので次回来る時は登ってみよう。

そうこうしているうちに大きなグラが出てきて第2ゴルジュが始まる。
綺麗なナメだ。意外と水圧があるので滑らないように慎重に進む。
大峰 小谷川 沢登り 8A8D3FAA-D919-4D3C-8AE4-79A52A816E23大峰 小谷川 沢登り 6425C224-710E-4330-9304-1CB36D6A3133大峰 小谷川 沢登り F775BCF9-99F0-4563-8211-B580CA4FB9DB大峰 小谷川 沢登り EBE901C1-BD7D-4C0E-A7A7-073C7438F478大峰 小谷川 沢登り 55943588-2682-48CA-81B1-AFC1F4DFA85D大峰 小谷川 沢登り B3A14715-128E-4830-9C4E-8F2A3B689E81
出だしのナメを越え、斜滝や小滝を越えて、しばし行くと落ち着いた渓相になり、河原歩き。

大峰 小谷川 沢登り ADB3F6A8-859A-4DEE-8E59-6E729C9F8613

思ってたよりも水が冷たくて歩みを進めるほどに水温が下がっていってる気がしたのでこの河原歩きは天国のようだ。

幕営したくなるような河原が終わると大きな釜をもった8m滝。第3ゴルジュの始まりだ。
ガイドブックには左岸巻きと書いてあるが、滝身の右側を登れるというようなことも書いてある。
OKDさんがトライするも結構ツルツルでついにはドボンして震えながら戻ってくる。
大峰 小谷川 沢登り 1A127374-E348-42A9-8366-C6592DE67FAE大峰 小谷川 沢登り 3BD84E85-BC18-45D1-9D29-97463FAF7205
それじゃあ行かせてもらうぜと僕もトライ。細かなホールドを繋ぐ。
ドボンしたくない一心で粘りに粘って結構時間がかかっている間にOKDさんは「釜やから大丈夫やろけど一応落ちる時は壁蹴って落ちるようにしてな?。セミったら上からロープ垂らすわ。」と言い置いて左岸から巻き上がってしまった。ちなみにロープは僕のザックの中だ。
とにかくこの冷たい水にドボンしたくないので、ホールドを求めて草を抜きまくり、なぜ踏めているのかわからないスタンスと苔が成長してかろうじてフリクションが発生してる面を駆使して慎重に滝上に這い上がる。
なんか結構むずかしかったので登れてよかった。

続きを進んでいき、今どの辺かなぁと思ってると急に堰堤が現れて、遡行終了の合図。
大峰 小谷川 沢登り A479A346-D75D-4A14-8A65-B2AEDB843B38
堰堤を右から越え、左の沢を詰めると林道に出た。
最後は急に終わった感じでなんだかあっけなかったが、なにかと楽しい沢だった。

林道をぺちゃくちゃ喋りながら歩き、気づけば駐車地。

下山完了。


以上、山行記録でした。

この夏、OKDさんとザクロ谷に行く目標を立てていて、それまでにステップを踏むための10本の沢の予定をたてた。
今回の小谷川はその最初の1本で、もう何回も2人で山行してるので今更ではあるけれど、改めて沢においてのお互いの感じとかも見ることができて良かったなと思う。良い感じのスタートだ。
天気やらいろいろな事情やらに左右されて計画通りにコトが運ぶとは限らないけど、緑の回廊を寒さに震えながら進み、牛の首直下で安堵し、大日平で充実感に包まれるのが今から楽しみでしょうがないのである。