安曇川水系 明王谷口ノ深谷 遡行 沢登り

山行日
日帰り 曇りのち雨
山域、ルート
安曇川水系 明王谷口ノ深谷
活動内容
沢登り
メンバー
谷口(L)、藤本、SMB(記録)
行程
7:30 駐車地
8:30 明王谷入渓
15:30 遡行終了
16:30 駐車地

安曇川水系 明王谷口ノ深谷 遡行 沢登りの山行記録

前置き

こんにちは、SMBです。
私事ですが、先日フリー課題でようやく5.11をRPする事ができ、また体重も3kg減少し83㎏台とプロレスラー体型からクライマー体型に半歩近づく事ができました。
しかし、今シーズン2本目の沢登り、減量のおかげか身体が鳥の様に軽く、遡行終了後の下山は調子に乗って参考タイム1h45mのところ、トレランの要領で1時間弱で駆け下り、見事半月板を損傷してしまいました。
沢登り後のトレランは負荷が高過ぎるのと、体重83kgは決して鳥の様に軽くはなかったようです。

以下、遡行記録です。

アプローチ

今回は神戸から比較的近場にある比良の沢だった為、前泊なしの日帰り遡行でした。
ただ、登山あるあるで、前日は興奮してほとんど眠れず。
谷口リーダー、藤本さんをそれぞれピックアップして、坊村の葛川市民センターに車を駐車、準備をして出発。
明王谷から入渓。
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明王谷

入渓して少しするとニノ滝が現れる。
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ニノ滝は水流右を登った。
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次に三ノ滝。
中々勢いのある水流で、夏なら喜んで飛び込むところ。
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今回は我慢して高巻き。
途中の水場でありがたく給水。

口ノ深谷

口ノ深谷は林道途中の橋の手前から入る。
ちょっとしたゴルジュの先にある滝。
ここはロープを出して、残置ハーケンのある右壁を登る。
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しばらく進むと13mの滝が現れる。 
ここは左岸のガリーを登るが枯葉と粘土が堆積してズリ落ちそうなのでロープを出して。
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その後雪塊が現れるも、藤本さんの犠牲により無事に通過。
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小滝やゴーロ帯を乗り越えて、最後に現れたのがこの谷最大の15m滝(写真なし)
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ただ、この時点で横なぶりの雨に加え時間もおしていたので手前のガリーを登り、少し進んで遡行終了。

下降

遡行終了点からわさび峠に進路をとる。
尾根に出てからは、暗くなる前に下山しようと急足に。
ここで『いつになく身体が軽いし、少しトレランしたいな』という自分の悪い癖が出てしまう。
また人ひとりいない快適な下り道であったことから、自分が先頭を走りどんどんペースを上げて遡行終了点から1時間弱で下山。
この時は身体に一切異常なく、心地よい疲労感とともに、途中トンカツを食べて帰路に就く。

総括

今回経験豊富な谷口リーダー、藤本さんとご一緒出来たことで、多くの学びがありました。
また初めての4月の沢でしたがこの日は然程寒くもなく、悪天も沢にはあまり影響はありませんでしたが、もっと状況が悪くなった場合の事などを想定して今後の山行に活かしたいです。
しかし、冒頭でも述べた様に、膝を故障してしまったことで少しの間、山や沢から離れることを余儀なくされそうです。
夏までに治るといいなと希望を持って、腐らずに出来ることから頑張ろうと思います。
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