太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング

山行日
山域、ルート
太田切川 野猿の岩場
活動内容
アイスクライミング
メンバー
岩瀬た、OKD

太田切川 野猿の岩場 アイスクライミングの山行記録

太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング 5DAEB119-1018-4664-B9DA-F2ADF2C75DC7

こんにちは、岩瀬た、です。
OKDさんと野猿の岩場に行ってきました。
A~D沢までありますが、今回はC沢F2(2段20m)の1段目と、アプローチ途中の林道脇にあるミニ氷柱で遊びました。

なんと、僕が担当していたロープを持ってくるのを失念してしまっていて、危うくフリーソロの特訓になるところでしたが、前日までアイスをしていて今日も練習していくという、久しぶりに会うNさん&おなじみの会のNさんがロープを貸してくれてありがたく使わさせて頂きました。大変、ありがとうございました!!

ロープを忘れるのは笑えないな。ロープに関わらず忘れ物はなによりも怖い。

以下、山行記録です。


行程概要

7:00駐車地
7:30 出発
7:55 渡渉ポイント
8:20 C沢F2
12:50 ミニ氷柱
15:30 駐車地

行程詳細

7:00、駐車地にてN&Nコンビと合流し、久しぶりに会うNさんとお喋りしつつ準備して、件のロープをお借りする。
N&Nコンビは駐車地から10分ほどの林道脇にあるミニ氷柱を登るということで、ここで分かれて僕とOKDさんはC沢へ。

林道のカーブのところからトレースに沿って歩き、そのトレースは堰堤を渡っていたが今回渡渉のために昔ながらのビニール袋作戦を考えていたので、今後の山行のための実験も兼ねて河原からアプローチ。
ビニール袋作戦は結構うまくいった。
若干ニッチな情報かもしれないけれど、今回のビニール袋作戦の概要を記します。
準備したもの
・トラスコ中山0.15mmの厚手ビニール袋
・輪ゴム
・チェーンスパイク
これを組み合わせて渡渉。
ブラッシュアップポイントとしては、
・今回は90Lを持ってきたけれど、70Lくらいの方が良さそう。大きすぎた。
・輪ゴムはちょっと使いにくかったので、ガムテープやビニールテープなどで巻くか、マジックテープなどで巻いて足に固定する方が良さそう。
・チェーンスパイクは水中でもガッチリ地面をグリップしてくれたので大正解だった。
・小さな穴が空いて少し水が入ったけど、わずかだったので問題無かった。
以上です。
野猿の岩場に限って言えば、アプローチ近いし林道なのでウェーダーでも良いかなと思います。脱ぎ履きがめんどくさいかな?
太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング A98E4B6F-59C6-4741-9803-5877BC35578B太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング F484AEAC-DB25-4E74-A3CD-AF140BF80C2F

無事に渡渉を終えて、目の前のC沢へ。

正面のラインはボコボコに穴が空きすぎていて逆になんだか登りにくかったけれど、リード&フォローで登って、あとはトップロープで練習。
他に8人組のパーティが来て、なかなかの賑わいだった。お互いに譲りながら平和で楽しいひと時だった。

太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング 47E09912-5FCB-47DA-AC7B-D958338ABE00太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング 85730C5E-DB81-409D-A7CF-557D6FB5C5E5

僕とOKDさんでお互いに4本登って、昼からはミニ氷柱でN&Nコンビに合流しようと思うも、時すでに遅く、もう帰っていた。さすがのスピード感だ!!

ミニ氷柱は小さいながらも綺麗な平面部分の多いバーチカルで、10m程度。
太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング 16EE42E5-BBD1-48CC-9D02-3AEDAE2281FB
気温が上がって氷も柔らかくなり、今シーズン登った氷とはまた違う感覚(平面的でアイゼンがサクッと刺さる)で登ることができた。氷の柔らかさに加えて真っ直ぐに立っていたのでちょっとビビってスクリュー結構使った。
太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング DF9032D5-1EBA-405D-9471-A9D817A0F417太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング C570A0FB-EBA1-4612-A6C4-73C4E1039680太田切川 野猿の岩場 アイスクライミング 34A87A12-29D9-48A3-9609-8DECB5BAF041
1本目はリードして、あとはお互いに2本ずつ好きなラインをトップロープで登って終了。

10分ほどで駐車地に戻って下山完了。


以上、簡単ですが山行記録でした。

A沢も気になるところでしたが、聞く話では雪で埋まっているようなので今回は行きませんでした。C沢ではミックスに挑戦したりミニ氷柱では折れそうな氷柱部分でデリケートに登ってみたりして良い練習になりました。
アックスを打ち込み過ぎずに登る塩梅が少しだけわかった気がします。スクリュー打つ時だけしっかり刺して、あとは4分の1くらい刺さってれば大丈夫そう。引っ掛けるだけというのをできるようになりたかったけど、これは思ってたよりも結構ハズレたので要練習or見極めだ。

楽しく登ることができました!!!