鈴鹿 御在所岳 東多古知谷 西多古知大滝 沢登り

山行日
(前夜発日帰り)
山域、ルート
鈴鹿 御在所岳 東多古知谷 西多古知大滝
活動内容
沢登り
メンバー
OKD(L、記録)、吉岡

鈴鹿 御在所岳 東多古知谷 西多古知大滝 沢登りの山行記録

令和元年、沢シーズン開幕。鈴鹿の大滝2本を登攀してきました。

東多古知谷

前夜、友人2名から連絡を受け偶然同じ谷を遡行するということで我がパーティ含め合計4名が入渓することとなった。

6:00 起床~7:00 P出発~7:30 入渓~7:35 百間滝下~7:40 百間滝登攀(2ピッチ)~8:40 百間滝上~9:30 10m滝~10:00 表道登山道合流~11:00表道登山口

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ガードレール脇の表道登山口から入り、すぐ右へ逸れて沢へ下りていく。
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小滝を越えるとすぐに百間滝に到着。
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右の斜めクラックにジャミングを決め、一段上がった後は左岸側水流沿いを登攀。
水は予想以上に冷たく日陰は寒すぎ。
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途中、ボルトの芯だけ打たれた中間支点でピッチを切り、合計2ピッチで落ち口まで。
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名前も知らない小さくて綺麗な花がたくさん咲いていた。
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10m滝はノーロープで快適に。
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小滝をサクサク越えて。
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あっという間に表道に合流して下山。

西多古知大滝

東多古知谷の遡行が予定より早く終わったので、隣にある西多古知大滝の登攀をすることに。

11:20 P出発~11:30 入渓~11:45 西多古知大滝下~12:15 西多古知大滝登攀(3ピッチ)~14:30 西多古知大滝上~15:40 西多古知大滝下~16:00 P

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入渓すぐに大滝。
水量は少ないが、確実に東の百間滝より悪そう。
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左岸側から取付き、下部をトラバース
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1ピッチで大テラスまで。テラスの壁には抜けたボルトがぶら下がっていた。カムでビレイ点を構築。
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続いて吉岡君も果敢に。
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2ピッチ目左岸側へのトラバースとボロボロボロの草付きを処理した後、3ピッチ目はちょっとした乗越であとは快適に落ち口まで。
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最後は懸垂2回で滝下に無事帰還。

考察

東多古知谷(百間滝)

  • フリクションは良い
  • カムはよく決まる
  • 残置のハーケンはほぼ腐りかけ
  • 中間ビレイ点は芯だけのボルト(ナッツのワイヤーで構築)

西多古知大滝(キャメロット1~3を2セット、マスターカム0~5)

  • フリクションはまずまず(何回かタワシで磨いた)
  • クラックやリスは有るには有るが、フレーク状だったりとプロテクションセットにも注意が必要

令和元年の開幕戦ということもあって、ゆるい感じで行く予定でしたが、結果的に大滝2本をフリーで抜けられ大満足でした。この冬クライミングに専念した成果が出てるのかな。今年は大滝の数も増やして、もっといろんな沢を見たいと思います。