甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣 (黒戸尾根) 登山

山行日2014年12月19日
山域、ルート甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣 (黒戸尾根)
山行形態登山
メンバーT・I(記)

甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣 (黒戸尾根) 登山 山行記録

12.19(金)甲斐駒ヶ岳黒戸尾根

12月に入り、寒波が周期的に訪れ、南アルプスもかなりの積雪量が予想されたが、とりあえず現地に行ってみようということで、いつもの茅野市内でT君を拾い黒戸尾根入山口の尾白川駐車場へ向かう。
駐車場こそ雪は少ないものの、見上げる甲斐駒ヶ岳は真っ白に覆われている。
甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣 (黒戸尾根) DSCN1148

準備して黒戸尾根を登り始めるが、既に竹宇駒ヶ岳神社から積雪があり、高度を上げる毎に積雪量が増える。
甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣 (黒戸尾根) DSCN1140

夜間運転の寝不足のせいにはしたくないが、ペースが上がらずラッセルもT君頼みとなる。
笹ノ平まで通常2時間半のところ、3時間半かかって到着、この時点でかなりのお疲れモード・・・。
甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣 (黒戸尾根) DSCN1144

一旦休息して、歩き始めるもラッセルはきつくなるばかりで、ペースが上がらずT君から遅れをとる。
1628mのコルあたりでT君と相談し、このままでは日没までに五合目に着くかも怪しい状況、しかも尾根でこの積雪量では谷間はかなり埋まっていると判断し退却とする。
甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣 (黒戸尾根) DSCN1145

降りる準備をしていると上から七丈小屋の管理人さんが降りてきた。
話を聞くと、小屋の周辺で既に膝上の積雪量があり、とてもじゃないが黄蓮谷を登れる状況にない、今シーズンは氷結前に一気に積雪量が増えたので誰も登れていないのでは・・・、この時期にしては珍しい積雪量とのこと。
管理人さんにダメ出しされて、二人とも納得したものの、あっけない終わりに肩を落としながら長~い黒戸尾根下部をトボトボと下山する。
甲斐駒ヶ岳 黄蓮谷右俣 (黒戸尾根) DSCN1147

これで今シーズンの目標としていた黄蓮谷右俣は、黒戸尾根五合目にも行き着くことなく終わりを告げた・・・残念!!

◆尾白川駐車場0945~1300笹ノ平1310~1350_1628mのコル1410~1630尾白川駐車場